二人の妖精 ( Two fairies )
いかがだったでしょうか?このサイトを見てマルタに興味を持ってくれたら凄く嬉しいです。
が、本当のところずっと穴場にしておきたい気がするのも正直なところです。
是非感想等を掲示板に残していってください。

セリーンは妖精と言うより女王様みたいな子だったが、ススカは本当に妖精みたいな子だった。
サルサが大好きで、お母さんのようなお医者さんになりたいって言ってた。
因みにマルタのディスコは全て入場料がタダでドリンク代しか掛からないため何処も異様な盛り上がりでした。
私はクラスメイトとラテン系音楽のディスコによく行きましたが、みんな爬虫類の様に踊っていました。
リッキー・マーティンの歌が掛かった時、郷ひろみのまねをしてしまった私は日本人・・・

後私が通っていた学校にはプールが有り生徒が利用していたが、なんとトップレスの人まで居た。
この人も当然生徒・・・クラスメイトもビキニのまま授業受けてたし。
最初はびっくりしたけど3日でなれました。海はもちろん何処行ってもそんな人ばかりだったから。
挨拶でキスする人達はさすがに違うね。私も帰る頃には挨拶でキスする人になっていたけど。
キスと言っても口と口でぶちゅーとはやらない。
ハグしてお互いのほっぺに唇を軽くつけるやつ。
この可愛い女の子達は一緒のフラットにホームステイしていた子達、
向かって左がトルコ人のセリーン、右がチェコ人のススカです。
セリーンは当時21歳、ススカはまだ16歳、私は28歳・・・
トルコ人は難しいと皆が言っていたがセリーンは本当に難しい子だった。

ある日セリーンといっしょに勉強や話をして、そして大人気の折り鶴を折ってあげたりして、セリーンも絵を描いてくれて、今日は楽しいねなんて言いながらレストランに行った時の事。
そのレストランはいつも死ぬかもと思いながら歩いていた通学路沿いにある
家族で経営しているお店だった。
私達が食べているとその家の小学生くらいの女の子が二人手伝っていた。
折り紙が残っていたのでその子達に鶴を折っていたら
セリーンがいきなり『あなた何してるの!』 (?ではなく!)
私『鶴を折っている』
セリーン『何で折ってるの!』
私『あの子達にあげようと思って』
そしたらセリーンは『あなたはいったい何してるの! アー今日一日最悪だった』
って怒って帰ってしまった。 私は訳が分からず追いかけようとしたが、
その店の子供二人につかまってしまい、結局閉店までお絵描きと彼女達のマルタ語講座に付き合わされてしまった。
多分セリーンは二人で居る時に自分以外のものに相手が気を取られたのが
気に入らなかったらしい。
うーん難しい・・・